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2017年05月17日

磐田市立向笠小学校「ヤゴ救出作戦」にユネスコ理事も参加

開催日時 : 平成29年5月17日(水)午前9時00分~10時30分
参加人数 : 3年生児童 21名と担任、桶ケ谷沼ビジターセンター所長、磐田ユネスコ協会理事 6名


 環境教育に力を入れ成果を上げている磐田市立向笠小学校は今年も恒例の行事として3年生による「ヤゴ救出作戦」が、ビジターセンター所長の細田先生指導の下、実施された。
 ひざ下まで水を抜いたプールに、子どもたちは、持ち手がついたザルと手作り水槽を各々手に持って入り、ヤゴ〈トンボの幼虫〉など水中小動物を探した。
子どもたちは朽ちかけた落ち葉の中に数ミリの生き物を見つけると急いで「これ何ですか?」と細田先生に質問していた。どの子も意欲的で楽しそうだった。
最後、プールサイドに集合し、みんなで本日の救出作戦の結果をまとめた。
○ 赤とんぼのヤゴ 35匹
○ シオカラトンボのヤゴ 3匹
○ その他 アメンボ、コミズムシ、コモツモロイ、ゲンゴロー、カゲロウの幼虫
 また、昨日、学校帰りに羽化したばかりのトンボを見つけ、その状態を詳しく話してくれた子もいた。自然を見つめる目が日常の中で育っていることに感心した。


細田先生から「ヤゴを助けてくれてありがとう。」と言われた子どもたちはやヤゴと餌となるアカムシを大事そうに教室へ持ち帰った。
わたしたち理事も一匹でも多く無事トンボになり、大空に舞い上がってくれることを願いつつ向笠小を後にした。

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